いよいよ工房兼お店を作ろう!と思って、お店のことを考える。
スパイスも量り売りできたらいいな、とか、やっぱり本が好き!なので、
本棚作っていっぱい置いて、ゆっくり読んでもらったり、買えたり、貸したりできたらいいな。
というわけで、きょうは本の話。
仲良くなれたらいいな、と思うひとと出会うと、そのとき好きな本を「読んでー」って貸す癖がある。大学生のころは、宮沢章夫「牛への道」だった。
他愛のない日常がシュールでおもしろくなっちゃう。
ゲラゲラ笑っちゃうから電車の中じゃ読めないんだ。
笑いのツボが同じだとウレシイ。いろんなひとに貸しまくってぼろぼろ。
あと「マスターキートン」も!考古学を勉強してた私には、かっこよすぎだったキートン。
何回も何回も読んだ大事な漫画。相方さんともキートンの話で仲良くなったのだった。
ここ数年は「サムライカアサン」。おもしろくて、熱くて、愛に溢れていて、カアサンは
私の憧れ。愛情はまっすぐがいちばん。泣いて笑って、説教くさいくらいのほうが好き。
木皿泉さんもおっかけてる。木皿さん脚本のドラマは全部見てるし、エッセイも好きなんだけど、シナリオブックがすごくおもしろい。宝物のようなコトバが、おしゃべりが、いっぱい詰まっているんだよ。シナリオブックを読んでドラマを想像すると、演じてる俳優さんからも宝物をもらってる気分になる。
あとJ.Pホーガン「星を継ぐもの」は貸しっぱなしで(たぶんお父さんに。お父さんにも押しつける笑。)、もう一冊買った。
わくわくして、どきどきして、胸がきゅんとして、最後ほわーってあったかい気持ちになる。
今ここにいること、だいじなひとたちと出会えたこと、ぜんぶ奇跡だーってキラキラしはじめる
そんなSFってなかなかない気がする。
最近、相方さんは夜な夜な「会社四季報」を読んでいる。
「ドラマがある」らしい。
なにがおもしろいのか、私にはちっともわからないけど、
ひとの好きなもの、おもしろいものの話を聞くのは楽しい。
カレー粉と本のワタナベカリー店。本の話もできたらウレシイデス。