事務所改装はじめました カレー粉・チャイのワタナベカリー店

事務所改装はじめましたのこと

事務所改装はじめました

会社事務所の改装をこの春(2017年)はじめております。
※ちなみに、工房は改装が終わっております。直に別の記事にします。

6帖の事務スペースと8帖の広間がありますが、とりあえず6帖の事務所スペースから。

ばさーと天井板をはがしましたよ。埃がスゴイ。

天井のベニアをはがす

天井材は野縁とよばれる赤松材に、木目調のベニアが張られていました。特に断熱材は入っていません。野縁も3本ほどで、簡単にはがせました。

大正に建てられた古民家で、さらに改増築を加えた複雑な作りとなっている家です。
屋根裏に増築前の垂木トタン屋根が現れました。
屋根が部屋に二つある状態なので、無駄でしかありません。ここは面倒ですが柱にかかる荷重も考慮して全部はずしました。

屋根裏が見えました。ちなみにここは平屋です。天井近くの壁に竹小舞で組んだ土壁のような物体が見えます。

天井近くの土壁(小舞組)

もっとも上部にある梁は古そうです。これが大正年度の梁なのでしょうか。
屋根の垂木に載せている野地板も古そうですね。黒いシートとの隙間がすごい。製材能力がなかった時代の荒い作りなのでしょうか。それともわざと隙間を空けているのでしょうか。
実際この家の床板は、明らかに手鋸で製材された分厚い一枚板が使われていましたよ。

南側の垂木の間

これは南側の垂木の間。うーん、40mm程度の通気口がありますね。
次回は、この通気口を埋める材「面戸板」の作成します。

2017年の21週目に綴る