値上げのお知らせ

2018年も相変わらずのスローペースでしたが、ワタナベカリー店を見つけてくださった方、アマクチカリーやスパイスミックスたちをお手にとってくださった方、そして!いつもの調味料として使い続けてくださった方、皆々様にいっぱいの感謝の気持ちです。

ちびっこを育てながらのカレー粉作りで、なかなか直接お客様にお届けできないのですが、素敵なお取り扱い店さまに恵まれて、きっとお客様も楽しんでお買い物したりお食事したり、良い時間をすごしてくださっているであろう、と嬉しく思います。(ほんとうに大好きなお店ばかりなのです!)

年末年始は、ネットショップは1月4日までお休みさせていただき、7日から発送させていただきます。遠方の方、どうぞよろしくお願いいたします。

さて、大事なお知らせです。

いよいよ、スパイスの仕入れ原価が上がってきて、値上げさせていただくことになりました。
お客様がお手に取りやすい価格、そして気に入ってくださったならば、ぜひまたリピートしてくださるように、と考えていましたが、申し訳ございません。

1月15日~
アマクチカリー700エン、ガラムマサラ・星屑マサラ・紳士のマサラ600エン
に改定させていただきます。(今後しばらくの値上げはありません。)

ますます丁寧に心をこめて、美味しいものを作っていきたいと思っています。

2018年の52週目に綴る

目印は、カレーぼうや。

この手帖も、facebookも、書こうと思っても、頭のなかで考えているうちに満足してしまう今日この頃。落ち着いて文章を書くのが、今は無理な模様。

なんとなくアカウントを作ったまま放置していたインスタをこっそりはじめてみたら、続けられそうだったので、「やってます」宣言をします。ちいさな声で。

いろいろなSNSがあって、それぞれ特徴があって、みんな使い分けしているのだと思うけど、
今の私にはちょうどよいな、という感じで、全然使いこなせてない。まあいいや。

そして、イベントにも出かけないワタナベカリー店には、そんなにニュースはありません。
カレー粉を作るひとの日々のことをぽちぽちと。

こんなですが、良かったら探してください。
わたなべつばさ@cobitonocurry
(これでいいのかな、何でこんなアカウントなのか、ワタナベカリー店で探せないよ。笑。)
いつものカレーぼうやマークが目印です。

こっそりやってたのに、フォローしてくださっている方々、ありがとうございます。
うー幸せ!って思います。

2018年の38週目に綴る

暮らしノート

ろうきんの会員向け冊子「暮らしノートvol.2」に、つむぎや金子健一さんより
アマクチカリーをご紹介いただきました。
「暮らしノート」とっても素敵な冊子。ろうきんの会員さん、いいなあ。

ある日の献立:春巻きカレーコロッケ
さっそく私も作ってみましたが、とっても美味しかったです!
こんなふうにご紹介いただけて、本当に嬉しく幸せに思います。夢が叶っちゃった。
編集室の方から献本していただいて、「これは家宝ものだな」とニヤニヤしています。
つむぎやの金子さん、ありがとうございます!

最近のワタナベカリー店はというと、「毎月決めた数はちゃんと作ろう」を目標に(笑)、
せっせとカレー粉作りに励んでいます。
と言いつつ。
「コドモたちにもっと食べてもらえたらいいなあ」という思いがふつふつと湧いてきまして。
ちびっこの通う幼稚園の土曜参観でみんなで食べる用のカレールウをせっせと仕込んでいます。
ざっと100人分くらい。

うちの上のちびっこは5才なのですが「辛いのも食べれるよ!」と言い出して、そっかー辛くない
優しいカレーの時間はけっこう短いものだな、としみじみ感じました。
たぶんうちではずっと今の辛くないカレーを作り続けるけれど(オイシイからね!)、
オトナとは同じものが食べられない小さなコドモと、どうにか同じものを食べたいなと試行錯誤した日々を忘れたくないなあと思ったのでした。

カレーに限らず、辛くない、とか、薄味、とか、油少なめ、とか、小さなコドモにごはんを作るひとは、考えることがいっぱいですよね。でもそこに楽しみがあるというか。自分だけでは出会えなかったものに出会えるから。
アマクチカリーもそんな存在になれたらいいのに、って思うのです。

2018年の22週目に綴る

思いつきカリー店①カレーパン!

Facebookやめます宣言していたのに、いいね!してくれた方々、ありがとうございます。
相変わらずのスローペースですが、今年はちゃんと手帖をつづっていこう、と思い、
Facebookも再開しようと思います。(でもあんまりメッセージのやつうまく使いこなせてないので、ご連絡はメールでいただけると確かです。スミマセン。)

思いつきカリー店?
それは、カレー周りの楽しいことをするときの屋号。
1peaceのあいちゃんにわくわくしちゃう素敵なロゴとはんこも作ってもらっちゃった!

今日はカレーパン!
揚げたてがいいね、外はさくさく、中はとろり。たくさん食べちゃうぞ、カレーパン!

最近、刺繍にはまっています。ちくちくちく・・・これ、すっごい楽しい!

 

 

2018年の02週目に綴る

思いつきカリー店②カリーボンボン

娘は森の子という小さな幼稚園(野外保育)に通っています。
12月のクリスマス会では毎年お母さんたちがカレーを作るのです。

ここで登場、カレールウ。たくさん作るなら、これが一番カンタンでいいね。
84人分のカレールウもほぼ午前中いっぱいかけて、せっせと仕込みます。
(14人のお母さんが一緒にやってくれた!お持ち帰りのルウつき!って
ワークショップみたいだけど、すごく必死。)
大きなお鍋に切った好きな野菜をぽんぽんいれて、柔らかくなるまでぐつぐつ煮るよ。
最後にルウをいれたら、出来上がり。
カリーボンボン!カレーはこのくらいラフでいいのだ。

ルウの作り方は、白崎裕子さんの「秘密のストックレシピ」を参考にしました。白崎さんはすごいなあ。

クリスマス会のカレーは子どもも大人ももりもりおかわりして、すっかりなくなりましたとさ。
写真を撮り忘れたので、おうちで作ったルウカレーを。デコるのにはまっている娘デシタ。

2018年の02週目に綴る

一日一チャイ

チャイといえばカンテ、と思っているところがある。インドよりも。
そのむかし、大好きなウルフルズが音楽番組で、カンテのこと、チャイのことを語っているのを見て、憧れて行った。インド喫茶ってなに?

カレーもおいしかったしお店も素敵だった。ああ近くにあったら・・・!と切に願ったものだ。
なによりもチャイがおいしかった。
チャイというと、濃く煮出すから紅茶の渋みが出ているものもあるし、スパイスがきつくて
受け付けないのもある。カレー以上に、ものすごく好みがある。でもカンテのは自然においしかった。喫茶、ってこうゆうものだよなあ。日常的なチャイ。毎日飲む。

今自分で作っているチャイは、当たり前だけど、いちばん好きだなあと思っていた。
スパイスの配合のバランスとか。組み合わせも楽しいと思っていた。

でもチャイって、そもそも日常的にはそんなスパイス入ってないものだ。
てきとうな鍋に、てきとうに茶葉を入れて、てきとうにミルクを入れて、
ふんふん鼻歌歌いながら入れたチャイがめっちゃおいしい。
あったら、そのへんのジンジャーとかいれとくか、くらいの。

というわけで、今またチャイの修行中。
一日一チャイ。基本スパイスは入れない。入れるとしても1種類にする。
目分量でさっと、でも安定していつもおいしいチャイを入れる。
ああ、チャイの達人になりたい・・・!

というわけで、ハーブチャイの販売はお休みしています。
シンプルにチャイのおいしさを追究するのか、それとも、今までのチャイおいしいじゃん!
に落ち着くのか。ワタナベカリー店の迷走は続く。

2017年の34週目に綴る

ユニフォームができた。

◎あれー。隔週金曜日更新のはずが、もう5ヶ月も綴っていなかった!!
どうもワタナベカリー店デス。
工房にっき、が途中で終わってもはや1年以上経ち、謎の事務所改装にっきが綴られ始めました。事務所、とはワタナベカリー店に関係あるのかないのか。どんなものができるか、楽しみですね。

相変わらずのスローペースなワタナベカリー店です。
私の本業は「お母さん」なので、昼間はちびっこたちとの時間を楽しみます。
子のご機嫌は、私の平和。
そうして寝かしつけたあと、ごそごそとカレー粉作りをはじめます。
ちびっこたちとのアレコレやそのときの気持ちをじんわり味わいながら。
毎日毎日同じように過ごしているけれど、昨日と今日はぜんぜんちがう。
たぶんものすごく私の行動範囲(=世界)は狭いけれど、心の中にはだだっぴろい
草原があるような気がする。

カレー粉屋さんを「仕事」にしたら、子どもがいるから作れない、とか思うようになってしまった。
なんとか時間をやりくりして、家族に協力してもらって、カレー粉を作る。
それは今の私のやるべきことだろうか。
ちびっこたちがいるから、私はこのカレー粉を作るようになったのに。

私にとって今は「お母さん」がいちばん。
ちびっこたちがいるからできること、をたくさん楽しみ味わいたい。
そうゆう気持ちでカレー粉を作って、それが誰かのご機嫌な暮らしにちょっと
役立ったらいいなと思う。

というわけで、ちょっと作業を整理しています。チャイの種類がちょっと減るかも。
もっとシンプルにおいしいものを丁寧に作れるように。

スローペースだけど、こつこつカレー粉作りを続けていきますので、
見つけたら「ラッキー」って思ってもらえたらいいな。
ドウゾ ヨロシク オネガイシマス。

◎いよいよワタナベカリー店の作業着ができました!!
じゃじゃん!!

ロゴやペーパーのデザインをしてくれたイラストレーターのさぶさんが作ってくれました。
割烹着です。
おしゃれなエプロンはいろいろあるけどね、うっかりお洋服の袖にターメリックとかついたらげんなりです。前掛けタイプのカフェエプロンはかっこいいけどね、カレー作ったらがっつり汚れます。
でも割烹着は安心!やあやあ、嬉しいね!

さぶさんのワッペンは、ちゃんとポケットになってるのだよ。
ころんころんころがってったスパイスをひろったら、ぽっけにいれておこう。
(コリアンダーとか飛び散りやすいからね)

こんなザ・割烹着バージョンも作ってもらったよ。


愛があふれる手刺繍。
このかわいい作業着をくたくたになるまで使い込んだら、きっととびきりおいしいカレーが
作れるようになるでしょう。ワイワイ!

 

2017年の22週目に綴る

インド味噌

インドにはないけど、インド味噌。

というなまえのカレー味のネギ味噌。

ごはんがすすむよ。チャーハンにもおかゆにも、野菜にも、何でもいける。

瓶詰めが好きだ!なめたけ、ごま塩(うちでは「おじさん」と呼んでいる。)、インド味噌、柿ジャム、冷蔵庫には常に瓶詰めストックがある。

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2017年の02週目に綴る

3年目のアマクチカリー

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これは師匠に教えてもらってはじめて作ったアマクチカリー。2014年3月のこと。
いつかカレー屋さんになろうと決めて、もっとおいしいカレーを作れるようになりたくて、
4月にはインドに行ってしまう師匠のところにおしかけて行ったのだった。

※師匠は今もインドでカレー粉を作ったり、ワークショップをしたりしている。インド人にスパイス料理を教えたりしちゃうスゴイ人なのだ。弟子というのはおこがましいけれど、勝手に師匠と呼んでいる。spiceartsという屋号で活動しています。ブログも素晴らしくって、いつも感動してしまう。全然かなわない憧れの人がいるっていうのは、奇跡みたいで嬉しいことだなーと思う。

師匠はひとつひとつスパイスのことやカレー粉を作る手順などなど丁寧に教えてくれて、
インドに持って行けないからと手持ちのスパイスも茶箱にいれてどさっと送ってくれた。
今もスパイスはその茶箱で保管している。

作れば作るほど、このカレー粉に魅せられていく。
甘い香り。今までのカレー粉にはなかったような。
でも作っても作っても師匠と同じようにできない。なんでだろーなんでだろーとぐるぐる頭を悩ませる。3年前に作ったカレー粉は今も甘いいい香りがする。

師匠と同じようにできないけれど、とにかく自分の目指すものをと思って作ってきた。そもそも、師匠はすりこぎとすり鉢オンリーで作っているけれど、私はちっとも作れなくて石臼の力も借りている・・・。(へなちょこだなー。)
まだまだ実は試行錯誤中。微妙に配合やスパイスの煎り方を変えてみたり、まだ完成してないのかい!と怒られそうだけど、どんどん進化している、はず。

よくばりさんな私は子どもと一緒に過ごす時間がいちばん、その中でカレー粉も作りたい!
今年は下のちびが1歳になるので、ますます時間がなくなってしまうー。でも楽しく作り続けたいなと思います!大好きなカレー粉をとにかく楽しくご機嫌に!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2017年の02週目に綴る

シュトレンチャイ 作りました。

もうすぐクリスマス。シュトレンに夢中なワタナベカリー店店主です。
こんなに心わくわくするものだったなんて・・・!いろいろなシュトレンをすこしづつ楽しんでおります。ちいさなぱんや、エクリュ、わざわざ。(うちは普段ごはん食なので、パンがスペシャルなのです。パン買うために松本に行って、あがたの森でピクニック。そして食べ過ぎる。ぎゃふん。)

そしてチャイを毎日のように飲むワタシ。
コーヒーも好きだけど、寒い日にはミルクとしょうがたっぷりチャイがあったまる。
(毎日飲むならもっとカンタンに作れないかなー。)

できた!できた!シュトレンチャイ!

うちのチャイはカルダモン多めの華やかタイプですが、シュトレンチャイはちょっとちがう。甘めのスパイスたっぷり。でもオレンジピールでさっぱり。茶葉とパウダースパイスを混ぜてみました。スパイス感増します!(ホールスパイスを煮出すいつものチャイは上品に香るなあ。)
小瓶に8杯分入っているので、ひと匙づつドウゾ。

photo1

photo2

クリスマスまでの日々をワタナベカリー店のチャイとともに楽しんでくださいなー。

 

 

2016年の49週目に綴る