このお家にお引っ越ししてくるとき、一目惚れした離れの小部屋。
ここがワタナベカリー店の工房になるのだ…!なんて素敵!

昭和な香り、キラキラした壁。キラキラが落ちてきてカレー粉に入ったら一大事です。
壁をきれいにはがしてケイソウくんを塗ることにしました。
最初は漆喰を塗ろうと思ってたんだけど、ホームセンターで珪藻土ケイソウくんを見つけて、
漆喰より安かったし、こっちにしてみることにしました。帰って調べてみたら、ケイソウくんは珪藻土+漆喰のため、完全に自然素材でとても良いもののようです。ラッキー。


霧吹きで水をふきかけてガリガリはがします。砂壁がはがれても、キラキラはしぶとい。
そして霧吹きで水をかけるのは、ちょっと大変。もっと効率の良い方法はないのか。


なんとかキラキラ砂壁は落としました!漆喰の層がでできました。

ここの面にとりかかって新たな発見!漆喰が簡単にはがれてしまう!
これではケイソウくんを塗ってもすぐにはがれてしまうぞ。
漆喰もガリガリ落とすことに…土壁がでできましたよ。
最初から漆喰ごとはがせばよかった。結局いちにちがかりになってしまいました。
キラキラはしぶとく、体のあちこちがキラキラ輝きます。こんなとこに!?というところに
キラキラ。
我が家のお隣さんは元塗り職人の親方さん。
うちのもとの持ち主さんが親戚筋だったこともあり、お引っ越しする前から親身に助けにきてくれていました。さらに畑を一緒にやらせてもらったり、いつもとてもお世話になっています。
ちびっこも「おやかたー」と呼びます。子分なのか。
壁をガリガリやっているのを見るに見かねて、のぞきに来てくれました。
ケイソウくんを塗るために必要な道具を見てくれて、ないものは貸してくれたり、これからの作業のアドバイスをしてくれたり、親方やさしい・・・!思っていたより細かい作業がありそうです。
買ってきたケイソウくんも親方の見立てだと、全然足りないようです。あれー。やっぱりプロはちがいます。ありがたいことだー。
この小部屋、そして隣には蔵があるのですが、とても古いのでつぶされるところだったみたいです。ラッキー!このお家はこの蔵と小部屋に価値があると思うのですよ。
ぼろぼろなんですけどね、なんか好きなのです。
うまく使えれば、かもしれないけど、ぜったいかっこよくなると思うんだ。